プログラム


11月5日(金)

◆ 会場「悠久」(A会場:2Fメイン会場)

◇ シンポジウムT「精神科救急の未来について」(9:50〜11:50)

座  長: 岩成秀夫(神奈川県立精神医療センター所長)
田中哲也(陽和病院 看護部長)
シンポジスト: 中村 満((財)東京都保健医療公社豊島病院 精神科医長)
「精神科救急における孤立とそのケア」
徳江 仁(井の頭病院 看護科長)
「入院時から退院を意識した調整〜当たり前のことを当たり前に実践する!!〜」
塚本哲司(埼玉県立精神保健福祉センター精神科救急情報部 主査)
「精神科救急情報センターにおける地域生活支援の取り組み」
蕪木忠政(朝霞地区一部事業組合 埼玉県南西部消防本部次長兼救急課長)
「埼玉県南西部に於ける精神科救急の現状と問題点」

◇ ランチタイムセッション「現代人の苦悩と森田療法」(12:00〜12:50)

座   長 : 米沢 宏(医療法人社団慈友会 慈友クリニック院長)
講   師 : 北西憲二(森田療法研究所)

◇特別講演「現代人のこころの支え」(13:10〜14:50) 

司   会 : 森山公夫(医療法人社団一陽会 陽和病院名誉院長)
講   師 : 板橋 興宗禅師(御誕生寺 ご住職)

◇シンポジウムV 「自殺防止から考えるうつ病治療」(15:00〜17:00)

座   長 : 徳永雄一郎(不知火病院 理事長)
佐久間 啓(あさかホスピタル 理事長)
シンポジスト: 松原六郎((財)松原病院 理事長)
「自殺防止可能であったストレスケア病棟における治療」
田々野李恵(医療法人社団更正会 草津病院 看護主任)
「病棟看護から考える自殺防止対策」
宮下美穂(医療法人明心会 仁大駅前クリニック PSW)
「外来治療における自殺防止対策」
宮武ゆかり(医療法人亀廣記念医学会 関西記念病院 臨床心理士)
「地域関連機関との連携からみた自殺防止の問題点」

◆会場「波光」(B会場:2F)

◇一般演題「高齢者」(9:40〜10:40)

座    長 : 清水那智子(成増高等看護学校 看護)
五十嵐成則(四葉地域包括支援センター 社会福祉士)

  • 「認知症デイケアにおける環境調整と人間関係について考える」
    今西香菜子(大阪 星のクリニック OT)
  • 「収集行動が散見される認知症患者に対する行動療法」
    千 修(福井 嶺南病院 看護)
  • 「認知症高齢者を介護する家族の心理的介護負担軽減のためのアプローチ」
    結城千晶(東京 ハート・ケアみその 介護福祉専門員)
  • 「認知症の心理アセスメントを日々の臨床に生かすために」
    落合真弓(東京 成増厚生病院 心理)

◇一般演題「薬物療法」(10:50〜11:50)

座    長 : 森 豊(成増厚生病院 医師)
堤 一樹(草津病院 看護)

  • 「チーム医療による退院支援から見えてきた意外な結末を迎える一例」
    木内健雄(静岡 三方原病院 薬剤師)
  • 「精神科外来における漢方薬の適正使用」
    奥平智之(埼玉 山口病院 医師)
  • 「藤代健生病院における第二世代持効性注射剤の使用経験」
    渡 千恵(青森 藤代健生病院 薬剤師)
  • 慢性期統合失調症患者に対する心理教育の試み」
    内山道子(青森 弘前愛成会病院 薬剤師)

◇ランチタイムセッション「アルコール医療と地域連携」(12:00〜12:50)

講   師 : 猪野亜朗(かすみがうらクリニック 医師)
座   長 : 後藤 恵(成増厚生病院 診療部長)

◇交流コーナーF(14:50〜15:50)

  • 上岡陽江(ダルク女性ハウス PSW)
    「女性薬物依存症のリハビリテーションと障害者自立支援法
    〜ダルク女性ハウスの実践から〜」

(会場変更)

◇一般演題「訪問・地域移行」(15:50〜16:50)

  • 「病院医療から地域医療への展開」
    谷口裕康(大阪 さわ病院訪問看護ステーション 看護)
  • 「静岡県における地域移行支援事業の事業者調査から」
    大石信弘(社会福祉士事務所「静岡まちとも」 PSW)
  • 「精神障害者への地域理解を得るために」
    奥村由季恵(愛知 障害福祉施設援護寮アークヒルズ 生活指導員)
  • 「当事者の立場からみた「ふれあう訪問事業」
    坂本勉(神奈川 百合丘地域生活支援センターゆりあす ピアサポーター)

◆会場「薫風」(C会場:2F)

座   長 :

美濃由紀子(東京医科歯科大学大学院 保健衛生研究科 看護)
冨沢妙子(成増厚生病院 心理)

◇一般演題「チーム医療@」(9:40〜10:40)

  • 『畳の上で死にたい』地域活動支援センター・ピアスタッフとの関わりを中心とした退院促進委員会(たいいんくらぶ)の南埼玉病院の試み、中間報告」
    谷本 和弘(埼玉 南埼玉病院 看護)
  • 「アウトリーチによる生活場面での作業療法の有効性」
    本田友美(福島 舞子浜病院 OT)
  • 「当病院における家族教室の展開」
    菅野美穂(宮城 県立精神医療センター CP)
  • 「さわ病院デイケアセンターでの利用者対応における危機管理」
    増子美佐(大阪 さわ病院 心理)

◇一般演題「チーム医療A」(10:50〜11:50)

座   長 : 美濃由紀子(東京医科歯科大学大学院 保健衛生研究科 看護)
冨沢妙子(成増厚生病院 心理)

  • 「精神障害者自立支援に必要な介護技術の明確化の試み」
    土川洋子(東京 白梅学園短期大学 准教授)
  • 東京都八王子における居宅生活安定化自立支援事業での取り組みU」
    田中文人(東京 NPO法人多摩在宅支援センター円 PSW)
  • 「Basic Documenation(BADO)を通してのソーシャルワーカーとしての支援の振り返り」
    荻生淳希(東京 平川病院 PSW)
  • 「ある女性患者の退院支援に携わって」
    松垣 優(福岡 行橋記念病院 PSW)

◇一般演題「地域@」(14:50〜15:50)

座   長 : 宮本めぐみ(地域活動支援センターMOTO所長 看護)
戸島 大樹(共同作業所 CrazyCats 所長 PSW)

  • 「精神障害者グループホームの経験」
    千田耕平(東京 NPO法人アドボケイト会 ピアホーム 世話人・家族)
  • 「地域活動支援センターの通所メンバーのニーズの特徴」
    藤代知美(徳島 四国大学 助教授)
  • 「地域生活支援における移行期について」
    藤 直子(東京 美山ヒルズ(平川病院) PSW)
  • 「精神科病院入院中患者における転倒事故の疫学調査」
    小川耕平(東京 成増厚生病院 医師)

◇一般演題「アディクション」(16:00〜17:00)

座   長 : 藤原誠二(特別養護老人ホーム 音羽台レジデンス施設長 看護)
廣原靖巳(江北メンタルクルニック 看護)

  • 「一般精神科診療所における依存症ミーティング導入の試み」
    上野まどか(東京 こまごめ緑陰診療所 心理)
  • 「ギャンブル依存症患者の回復」
    吉塚由美(福岡 八幡厚生病院 看護)
  • 「依存が役に立つ関係」
    田川慶子(福岡 リカバリーセンターふくおか 看護)
  • 「アルコール薬物関連障害における飲酒運転の調査」
    天神雄也(東京 成増厚生病院 医師)

◇夜間交流集会@(18:40〜20:30)

  • 「各職種からみた精神科デイケアの魅力を語ろう〜Part3〜
    森泉智男(大阪 浅香山病院 心理)

◆会場「万里A」(E会場:2F)

◇交流コーナー@(9:40〜10:40)

  • 「非統合失調症圏の人への生活訓練、生活支援ってどうしたらいい?
    利用者理解と援助の方法を考える」
    内山美根子(東京 都立多摩総合精神保健福祉センター PSW)

◇交流コーナーA(10:50〜11:50)

  • 「精神科領域における特定看護師の養成について考えてみよう!」
    辻脇邦彦(埼玉 埼玉医科大学大学院 看護学研究科 看護)

◇交流コーナーB(13:00〜14:00)

  • 「病院での日頃の実践を見直してみませんか?
    〜イタリアの精神医療改革から学ぶ〜」
    保田美幸(京都 岩倉病院 PSW)

◇交流コーナーC(14:10〜15:10)

  • 「日本文化にあったリカバリーを探そう」
    中原さとみ(東京 リカバリーキャラバン隊 PSW)

◇交流コーナーD(15:20〜16:20)

  • 「カナダ・バンクーバーのピアサポーターを囲んで」
    内野 誠(日本カナダ国際精神保健交流会 PSW)

◇交流コーナーE(16:30〜17:30)

  • 「精神障害者に対する援助・支援研修課題ガイドライン」に基づく勉強会
    〜なに色ですか?あなたの心のサングラス〜
    高島眞澄(茨城 NPO茨城県精神障害地域ケアー研究会 PSW)

◆会場「春琴」(F会場:3F)

◇シンポジウムU「地域移行をめぐって いろんな地域 いろんな立場から」
(9:50〜11:50)

座   長 : 古屋龍太(日本社会事業大学大学院 准教授)
山口弘美(NPO法人全国精神障害者団体連合会 理事)
シンポジスト: 長野敏宏(御荘病院 院長)
「住民参画による精神保健福祉活動と病床削減」
寺田悦子(NPO法人多摩在宅支援センター円 理事長)
「一人一人 オーダーメイドの支援チーム」
矢田朱美(社会福祉法人ふぁっと 所長)
「医療と福祉をつなげる独立型精神科訪問看護ステーションの試み」

◇ランチタイムセッション「地域発 100人の居住支援を通して」(12:00〜12:50)

座   長 : 大塚淳子(日本精神保健福祉士協会 常務理事 PSW)
講   師 : 田尾有樹子(社会福祉法人巣立ち会 理事 PSW)

◇薬剤セミナー(13:00〜15:00)

“今、改めて精神科薬物療法における医師・薬剤師・当事者との良好な関係について考える”
座    長 : 中谷真樹(医師)住吉病院
吉尾 隆(薬剤師)東邦大学薬学部

シンポジスト: 遠藤 洋(薬剤師) 晴和病院薬剤部
単科精神科病院(晴和病院)における医師との関係について1
園田美樹(薬剤師) 八幡厚生病院薬剤課
単科精神科病院(八幡厚生病院)における医師との関係について2
高橋結花(薬剤師) 東京女子医大薬剤部
大学病院(東京女子医大病院)における医師との関係について
宇田川健(当事者:コンボ代表理事)
当事者からみた医師・薬剤師との関係について

◇一般演題「その他」(15:20〜16:35)

座   長 : 村瀬智子(初石病院 看護)
森山政子(大泉病院 看護)

  • 「医療保護入院者が医師に任意入院への切り替えを要請した場合の自治体別解釈について」 桐原尚人(東京 全国「精神病」者集団 当事者」)
  • 「現行の入院者権利擁護システムの問題点と課題」
    東谷幸政(東京 NPOわくわく PSW)
  • 「精神科病院を知ろう!東京精神病院事情(ありのまま)第6刊の報告」
    木村朋子(東京 東京地域精神医療業務研究会 PSW)
  • 「精神障害者支援における医療と地域の専門職が有する
    『事例に関する視点』の研究」
    山田孟志(滋賀 栗東市役所健康福祉部 発達支援室 PSW)
  • 「PSWは自らの実践をどのように報告してきたのか」
    福冨 律(東京 立教大学大学院コミュニティ福祉学研究科 PSW)

◇ 浜田賞授賞式(17:00〜17:20)

◇ 総会 (17:20〜18:30)

◇ 夜間交流集会A(18:40〜20:30)

  • 「精神医療・福祉の現状を問う Part8」
    原田 徹(京都 ウエノ診療所 心理)

◆会場「千鳥」(G会場:3F)

◇市民講座@「ストレス社会と鬱病の変化」(10:00〜11:30)

講  師 : 徳永雄一郎(不知火病院 医師)

◇シンポジウムV「医療観察法を問い直す」(13:00〜14:40)

司   会 : 大賀達雄氏(埼玉県済生会鴻巣病院)
山岡信明氏(小泉病院)
シンポジスト: 中島直氏(多摩あおば病院)
岩尾俊一郎氏(兵庫県立光風病院)
関口明彦氏(当事者)
指 定 討 論 : 中川実(こころのクリニック西尾)

 本学会は、医療観察法の原案となる、2001年の与党プロジェクト・チームによる「重大な犯罪を犯した精神障害者対策としての特別立法案」が公表された時点から、理事会および精神医療と法委員会(旧精神保健福祉法検討委員会)を中心に検討を重ねてきた。
 そして、法案提出や成立などの時点で反対の総会決議や理事会見解を表明してきた。
2003年7月に医療観察法が成立し、2005年7月に施行された。その後も総会におけるシンポジウム、指定入院医療機関の調査などを通じ、医療観察法運用の実態を明らかにすることを試みてきた。
 今年は医療観察法施行後5年が経過し、また法改正も予定されている節目の年である。そもそも再犯防止を目的とした医療観察法が医療を装って運用されることが妥当かどうか、医療観察法による入院医療および通院医療が真に治療的と言えるものか、さらに対象者の人権保障はなされているか等、検討すべき問題は多い。今回のシンポジウムではこれらの点に焦点を当て、あらためて医療観察法の問題点を包括的に論じたい。

◇診療報酬セミナー(14:50〜16:30)

◇市民講座A「認知症の理解とケア」(17:00〜18:30)

司   会 : 落合真弓(和光病院 臨床心理士)
講   師 : 斎藤正彦(和光病院 院長)

◇夜間交流集会B(18:40〜20:30)

  • 「精神障害者共同作業書通所訓練施設事業運営費等補助金交付制度を検証する
    〜東京都の補助金はいかにして制度化に至ったのか〜
    鷹野 朋美(東京 日本赤十字看護大学 看護)

top ページトップ