第62回日本病院・地域精神医学会総会沖縄大会 安心して病む事のできる社会~多様性をあるがままにともに歩いていく  チャンプルーの島沖縄で~

2019年10月11日(金)・12日(土)

大会長

福治 康秀 独立行政法人 国立病院機構 琉球病院

第1会場

沖縄県男女共同参画センター てぃるる

第2会場

パシフィックホテル沖縄

大会長挨拶

「第62回 日本病院・地域精神医学会沖縄大会 大会趣旨」

 今回、沖縄にて8年ぶりに総会を開催することとなりました。
 テーマを、「安心して病むことのできる社会-多様性をあるがままにともに歩いていくチャンプルーの島沖縄で-」としました。前回の沖縄大会のテーマの一つに、「安心して病むことのできる社会」があり、実際的な討論をしました。今回、その後の状況はどうなのか検証する意味も含めメインテーマとしました。沖縄で見つかった私宅監置の跡の小屋から、沖縄の精神医療の検証を進めていますが、それも大きな柱の一つとして据えています。また、国立沖縄愛楽園から、ハンセン氏病についての講演をいただくことになっています。
本大会では、多様性を大事にし、それとともに歩んでいける社会について、皆さんと討論できたらと思っています。沖縄は、いろんなものをごちゃまぜにして(沖縄の島言葉でちゃんぷるーといいます)受け入れることができる文化をもっていると思っています。現在、沖縄の病院・地域医療、福祉関係者で大会プログラム委員を構成し、様々な案を出し合いながら、大会運営を進めております。この沖縄で、ともに討論し考えことのできる大会にしたいと考えています。青い空と海、緑の自然が広がるここ沖縄に、ぜひ皆様でお越し下さい。

2019年2月
第62回大会   会長 福治康秀