若手学会員のための実践・研究奨励賞

日本病院・地域精神医学会における若手学会員のための実践・研究奨励賞および奨励給付金に関する規程

  • 日本病院・地域精神医学会は、若手学会員に対して実践・研究活動の促進・向上を図るために、奨励賞および奨励給付の規程を設ける。
  • 本規程の対象は、本学会員であり、満40歳未満の個人および満40歳未満の者を半数以上とする研究グループとする。
  • 所定の書式による実践・研究活動奨励給付金申請書および所定の選考手続きを経て選考された実践・研究活動に対し、本学会は1件20万円の奨励金給付を行う。給付対象になる実践・研究は、各年度において2件以内とする。
  • 選考され奨励金給付を受けた実践・研究活動の期間は、本規程上では2年間とする。奨励金給付を受けた者またはグループは、給付を受けた日から2年以内に研究を終了し、その成果を学会総会で発表し学会誌に投稿しなければならない。
  • 第3条にかかる選考手続きは選考委員会が行う。選考委員は5名とする。各選考委員による審査結果が出たあとに、選考会議を行い選考する。その選考結果をもって決定とし、選考委員長はその結果を応募者に通知し、理事会で報告する。
  • 奨励金給付申請については、所定の書式(1)により、学会長宛に学会事務局に提出するものとする。申請期間は毎年、4月1日から5月30日までとする。
  • 奨励金の給付を受けた者またはグループは、給付から2年を超えた時点で、所定の書式(2)により支出報告を行わなければならない。
  • 本規程は、2017年1月1日から発効する。この規程の改廃は、理事会の審議を経て総会において行う。

以上

細則 2020年5月24日 一部改正 細則 2023年4月9日 一部改正

日本病院・地域精神医学会における若手学会員のための実践(※1)・研究奨励賞および奨励給付金の運用、実施に関する細則

    1. 応募期間:4月1日~5月30日
    2. 審査期間:6月1日~6月30日
    3. 理事会承認:7月1日~7月30日
    4. 給付金支給:8月1日
    5. 研究期間:8月1日~翌々年7月31日
    6. 研究発表:研究終了後の直近の学術総会の若手実践・研究報告で発表し、その支出報告書(書式2)を提出する。
    7. 学会誌掲載:「研究論文・報告」または「実践報告」のいずれかを選択して学会誌に学術総会終了後3か月以内に投稿する。投稿原稿は、編集委員会での査読を経て「研究論文・報告」、「実践報告」のいずれであるかを明らかにして学会誌に掲載される。(「病院・地域精神医学誌投稿規定」を参照のこと。)
    8. 選考委員は選挙ごとに決定する。
    9. 通称・ペンネーム(※2)での応募希望者に対して、まず学会本部事務局にその旨を申し出ていただく(※3)。 その後に「若手学会員のための実践・研究」活動計画書(応募書式)」に通称・ペンネームを用いて応募いただく(本名は記載していただかない)。 本名は学会本部事務局のみが把握し応募者が会員であることを確認する。 選考委員会、学術総会発表、学会誌掲載において本名を秘匿する。通称・ペンネームは当学会活動において一貫して1つのものを使用していただく。
(※1)ただし、ここに言う「実践」とは、「病院・地域精神医学誌投稿規定」に定める「研究論文・報告」における「実践活動」または「実践報告」における「実践活動」のいずれかの定義に沿うものとする。 (※2)「通称・ペンネーム」とは、学術総会での発表時、学会誌への掲載時に用いたい本名以外の名前で、当学会での活動においてはひとつの通称・ペンネームで一貫したものを使用いただくこととする。 (※3)通称・ペンネームでの応募を希望する場合、学会本部事務局に申し出ていただく。具体的には、「学会ホームページ」>「各種手続き」>「お問い合わせ」のフォーマットの「お問い合わせ内容」欄に「若手学会員のための実践・研究奨励賞への通称・ペンネームでの応募希望」と記載いただくことで意思表示を受ける。それをもって学会本部事務局のみがその意向を把握し会員であることを確認する。事務局から対象者に「若手学会員のための実践・研究」活動計画書(応募書式)」に通称・ペンネームを用いて応募いただき、本名は記載しないように案内する。  

★★通称・ペンネームでの応募をご希望の方へ★★

通称・ペンネームでの応募を希望される場合、まず学会本部事務局にその旨を申し出てください。具体的には、「学会ホームページ」>「各種手続き」>「お問い合わせ」のフォーマットの「お問い合わせ内容」欄に「若手学会員のための実践・研究奨励賞への通称・ペンネームでの応募希望」とご記載ください。その際は、本名と通称・ペンネームの両方をお知らせください。 事務局において本名を把握させていただき学会員であることを確認させていただきますが、選考委員会、学会発表、学会誌掲載においては本名を秘匿させていただきます。 その後に「若手学会員のための実践・研究」活動計画書(応募書式)」に通称・ペンネームを用いて応募いただきます(本名は記載しないでください)。 ただし、使用する通称・ペンネームは1つとし、当学会での活動において一貫させてください。

★★通称・ペンネームでの応募への道を開いた背景について★★

本名を出して当事者活動をしているときにつらい経験をされたことのある方でも安心してこの事業を利用していただけるように考えた。 しかし、本来、このような対応が必要な状況を生み出している偏見を改めていくことこそが大切であり、その点について当学会活動で志向しつづける。

日本病院・地域精神医学会「若手学会員のための実践・研究」活動計画書(応募書式)

若手学会員のための実践・研究活動計画書(応募書式)